昨日、なずなの塩を買うために、野津町にあるなずなのお店に行った。お店には無農薬・無化学肥料で育てられた野菜やお米、体に良さそうな調味料やお菓子がたくさん並んでいた。
私はなずなの塩のことしか知らなかったんだけど、店内を見ていたら、どうやら「なずなの会」というものがあり、会を立ち上げた赤峰勝人さんは無農薬・無化学肥料での農法に行き着いた人だということがわかった。
赤峰さんは野津町出身。
また大分の人だ、すごいな〜!
お店には赤峰さんの著書や、他にも興味深い本がたくさん置いてあって、どれも面白そうだった。紙の本はもう増やさないでおこうと思っているのに2冊も買う私。笑
買って帰った『生命の自覚』という本の冒頭に、赤峰さんの文章があった。
昭和56年、11年間の失敗と試行錯誤の時をいただいて、やっと知ることができた意外な事実!それは虫は害虫ではないというショッキングな事実です。虫は旬でない野菜や、野菜の中に人体を害する亜硝酸態のチッソが入っているものを主に食べて私たちを守ってくれる大切な虫だったのです。
引用:『生命の自覚』7ページより
きたーーー!
またこの情報ーー!!
「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん、ナチュラル・ハーモニーの河名秀郎さんも同じことを言っていた。人間だけじゃなく、動物にとって害のある野菜・植物を、虫は食べに来るって。じゃあ、動物が来て農作物を食べるのは?やっぱり何か意味があるのかな。
木村さんは農作物を食べに来て罠にかかったタヌキを放してあげた後、「これだけ食べてね」と、野菜を畑の隣に置いておいたら、次の日、本当にそれだけ無くなっていたと本に書いていた。
よく考えてみると、人間にとって嫌だから・不都合だから、農作物を食べる虫や動物を「害」と言っているだけだよな。人間も本当の意味で自然の中で生きれば、虫・動物・植物たちの輪の中に入れるのかもしれない。