昨日、うちの兄さんのお兄さん的存在の人がお店に来た。
その人は見た目もすごくカッコイイし、若い。すごく若い。
とっても優しくてあたたかくて、お店に来ると誰とでも楽しく話していて、竹田の町のいろんな人と友達だ。奥さんもキレイで、老若男女誰からも絶対モテる。そんな、人柄も魅力的で素敵な人だ。
そんなお兄さんと話していて、私の好きな男性のタイプの話になった。
「結婚するなら、絶対に譲れないポイントってある?」
絶対に譲れないポイント、なんだろう。
こんな質問ができるところも、お兄さんの魅力だと思う。
私は久々にちょっと考えてしまった。
「そうだなぁ…誠実な人、かなぁ」
「おお〜、『誠実』かぁ。いいね、大切なことだよね」
うん、そこは譲れないな。でも、これってずっと昔によく言っていたことで、最近は「誠実な人がいい」と口に出してなかった気がする。自分で言ったことなのに、どこかしっくりこない気がした。
「でもさ、女性から見る『誠実な男性』と、俺たち男から見る『誠実な男』ってちょっと違うと思うんだよね。おすすめなのは、男が『あいつは誠実だ』って言う男だな」
お兄さんは、うちの兄さんに「な!」と同意を求めていた。
兄さんも「絶対そう!」と言っていた。
そうか、確かに。私の大好きだった、尊敬してた元カレも、友達が多かった。特に男友達が多かった。あの人はきっと男友達がおすすめするような男性だったに違いない。
女性の皆さん、兄さんたちが言うように、まわりの男性が「あいつは誠実だね」と言うような男性を選ぼうな。
今朝になって、絶対に譲れないポイントをもう一度考えてみた。
やっぱり「誠実な人」ってなんかしっくりこないし、お兄さんの発言から「誠実」と一言で言っても、いろんな見方ができるなぁと思ったからだ。
私は、規則を必ず守る、みたいなことを「いいね、誠実だね」とは思わない。例えば、車も自転車も人も、誰も来ていない道で、信号が赤だからと横断歩道で立ち止まっているような人にはまったく魅力を感じない。誠実だとも思わない。
「みんなそうしてるんだから」と、何も考えずみんなと同じことをする人も嫌だ。「自分は『え〜』と思ったけど、みんなそうしてるし、同じようにしたわ」ならいい。細かいけど。
そうだ、「本当に大切なこと」をちゃんと見て、考えている人がいいな。
そう、「本質」を押さえている人だ。
いいな、そんな人と出会って結婚できたら最高だな。
そんな人とは知り合えただけでも嬉しいかも。
結婚するなら、絶対に譲れないポイントは?
今日さっそく大好きな姉さんにも聞いてみた。
自分や、人が、どんなことを重視して生きているのか、ほんの少し垣間見れるような、なかなか深い質問だと思った。