昨日、竹田で働きはじめてちょうど半年になった。
いろいろあったなぁ。
いろんな人に出会えたなぁ。
今では、こっちに来てから出会った人たち無しでは、この先の人生のことなんて考えられなくなってしまった。それくらい竹田の人たちが好きだし、一緒にいると安心する。私もありのままの自分でいられる。
昨日、母と何気ない話をしているときに、同級生の友達の赤ちゃんに会いに行ったときの話になった。そのとき一緒にいた友達たちは赤ちゃんを前に「ああ〜、旦那さんに似ればよかったのに、あなたに似ちゃったね」と言った。みんな口々に言った。
こんなに可愛い赤ちゃんなのに。
赤ちゃんモデルになれそうな赤ちゃんなのに。
そのときも「ウソやろ」とか「ひで〜」とか思ったけど、今考えるとけっこうフツーに受け止めてたんだと思う。だって、みんなのそんな発言には慣れてたし、私もしょっちゅう傷つくこと言われてたから。それに対して「おい〜!笑」とか「言い過ぎ〜〜!」とかツッコめない自分にセンスがないだけだと思ってた。
母と話していて気づいてしまった。
竹田で出会った、私の大好きな姉さんはそんなこと絶対言わない。
母が言った。
「それも、嫉妬だったのかな」
そっか、嫉妬、
嫉妬だったのか。
それなら「可愛い〜いいな、羨ましい〜」って言ってあげればいいのに、自分のために。酷いこと言ってさ、自分の心が荒んでしまうやん。まあ、嫉妬だったならだけど。
なんか泣けてきた。
友達が少ない、少ないと思ってたけど、平気で人を傷つけ、傷つけられる、そういう輪に入れなかっただけなんじゃないか。少なくてもよかったんじゃないか。自分が変で残念なわけじゃなかったんじゃないか。
そんな輪の中でギュウギュウ過ごすなんて
あまりに辛くないか。不毛じゃないか。
殺伐とした世界すぎないか。
竹田の人たちだってみんな、いろいろある。
クセのある人だっている。
それでも竹田の人たちは純粋で、ありのままで、愛らしくて、綺麗だ。
次、同級生と会ったとき、私はどんな反応をするんだろう。
竹田の人たちと接しているときの、ありのままの自分でいられたらいいな。